アドブルーの取り扱いについて

アドブルーは極めて安全性の高い液体ですが、取り扱われる方の体質によっては、長期間・高濃度の溶液が目や皮膚に接触した場合、ごく稀に炎症をおこす場合もあります。また、飲み込んでも毒性はありませんが、上記と同様に、体質によってはごく稀に、腹痛、嘔吐をおこす場合もあります。

〈取り扱い上の注意〉

  • 万ーのことを考えて、目に入らないようように気をつけてください。
  • 特に皮膚の過敏な方は、皮膚に触れるような場合、お気をつけてください。
  • 皮膚や目が過敏な方で、特に注意を必要とする場合、防護眼鏡や防護手袋の着用もご検討ください。
  • 不必要にこぼさないように、お取り扱いください。
  • アドブルーは尿素SCRシステムを搭載したディーゼルエンジン車の排出ガス処理用の製品です。この用途以外には使用しないでください。
  • 他の薬剤と混ぜたり、加熱したりしないでください。
  • 水で薄めないでください。

〈応急処置〉

基本的にアドブルーは無害ですが、気になる場合は以下の処置を施してください。

  • 目に入ったり、皮膚に触れた場合には、きれいな水で洗い流してください。
  • 飲み込んだ場合には、コップ1-2杯の水または牛乳で飲み流してください。
  • いずれの場合も、もし万が一、それでも違和感を感じる場合は、速やかに医師の診断を受けてください。

〈火災及び濡洩時〉

  • アドブルー自体は不燃性ですが、火災の場合は速やかに安全な場所に移してください。
  • 漏れ出した場合は、ウエス等で拭き取り、必要に応じて水で洗い流してください。

〈保管方法〉

  • 容器は直射日光を避け、換気のよい定められた場所に室温で保管してください。
    屋外で保管される場合は別売りの紫外線防止カバーを被せ、出来るだけ日が当たらない涼しい場所で保管してください。

    貯蔵時の一定周囲温度 最短保存有効期間
    ≦10℃ 36ヶ月
    ≦25℃ 18ヶ月
    ≦30℃ 12ヶ月
    ≦35℃ 6ヶ月

    ※保管環境により前後しますのであくまで目安としてお考えください。

  • 子どもの手の届かないところに保管してください。